例えば、融資を受けるとか、補助金や助成金を申請する場合など、事業計画書を作る必要性に迫られるケースは意外に多い。
しかも困ったことに、融資申請も補助金申請もいずれも期限が決まっている。
つまり、◯◯日までに事業計画書を作らなければ目的の申請が出来ない状況にある場合がほとんどなのです。
身近に専門家がいれば相談出来ますが、なかなかそうもいきませんよね。
インターネットで調べて、テンプレートをダウンロードして。。
とするのですが、残念ながら事業計画書は会社それぞれによって書くことが全く違います。
なので参考にしようにも、何を参考にしたらよいのか分からない。
といったように、初めて取り組む方にとって大変にハードルが高い作業が事業計画書の作成なのです。
そのような場合でも、たった一つだけ、コレをしてもらうと読み手のココロを捉える事業計画書を作ることが出来るのを覚えておいてくださいね。
とても簡単なので拍子抜けすると思いますが、
出来上がった事業計画書を、その事業を知らない他人に読んでもらう。
事業計画書作成のステップでコレをしていない方が実はとても多い。
ポイントは、その事業を知らない他人、という部分。
つまり、アナタの会社なんて知らない読み手が、事業計画書という紙ッペラを読んで理解してもらえるかということなのです。
業界だけで通じる専門用語をついうっかり多用していませんか?
完成度高いなあ、と思うかもしれませんが、それ、ものすごく分かりづらい事業計画書に仕上がっているかもしれませんよ。
業界のことを全く知らない他人が読んでも分かるぐらいの平易な言葉で書くことも良い事業計画書に仕上げるためのポイントの一つです。
事業計画書を読む相手は、「この部分をもう少し詳しく説明してくれる?」と口頭で尋ねることが出来ません。
全て、書面に語らせる必要があるのです。
『事業計画書の作り方』といった書籍は街の書店にたくさん並んでいると思いますし、インターネット上にも情報はたくさんあります。
今日の記事でご紹介した方法は、創業融資申請サポートや、補助金・助成金申請でご支援している私のクライアント様にお話ししている内容です。
ぜひトライしてみてくださいね!
解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭