先日、「特定技能」ビザから「技術・人文知識・国際業務」を書いたところ、お問合せをいただきまして。
その方は、「技術・人文知識・国際業務」の学歴などの要件が満たしていない方だったので、ご支援は出来なかったのですが、その会話の中で。
特定技能ビザを「技・人・国」に変更するメリットって何ですかね?という話になりました。
様々ありますが、経産省の認定支援機関として中小企業支援に取り組む弊所として一つ挙げるとすれば、「コスト面」でしょう、と回答しました。
もちろん、その他のことと相互に関連するので、一概には言えないのですが。
特定技能外国人を雇用する場合には、登録支援機関という外部機関を関与させる企業がほとんどだと思います。
なぜなら、企業では特定技能外国人に対して、求められるケアをすることがリソース面からみて難しいケースが多いからです。
統計データ等もあるかと思いますが、企業側として毎月2万円超のランニングコストが必要です。
もちろん、それは制度上も外国人保護上も必要な支出。
特定技能ビザで外国人を雇用したいという企業からの相談を受けることもありますが、ほとんどの場合、これらの事情を知らないです。
当初期待された「特定技能」が、制度趣旨に反して想定通りの拡がりを見せなかったのは企業側としてそれらを斟酌するという背景があります。
いずれにしても、その外国人本人も受入先企業も大変喜んで頂いたので、今回については弊所としては嬉しい限り。
手続き待ちの間に、外国人から現地の生の様子を聞くのも楽しかったりします。
ベトナムには高級地鶏?の「ドンタオ鶏」というのがいるらしく
脚が立派で、彼の携帯の画像を見せられたときには驚きました。
高級レストランでないと食べられないみたいですね。
行政書士阿部隆昭