ホームページ制作契約で最初に気をつけるポイントを書いてみましょう。
ITブームといいますか、ITを導入していない企業を見つけるほうが難しい世の中になってきました。
ネット集客するしないは別にしてインターネットとは無縁でいることは出来ませんよね。
異業種交流会で名刺交換した人のうち56%の人が名刺の企業のホームページにアクセスするというデータもあります。
せっかくURLをたたいてくれたのにホームページが一昔前のものでは恥ずかしい。
ということでBtoBでホームページ制作を依頼する企業が増えています。
ホームページ制作会社の契約書を見ても難しい用語ばかりでわからないかもしれません。
ですが、たった1つ、最初に見てほしいのが用語の定義です。
なにもこれはIT契約書に限ったことではありません。がしかし、IT契約書に定められる用語は複雑で、しかも契約当事者が見慣れていない用語のオンパレードなんてことも珍しくありません。
いきおいホームページ制作会社に問い合わせることもなく、用語の定義があいまいなまま契約が進行し、引き返せなくなった段階で「こんなはずじゃなかった」と後悔する企業が跡を絶ちません。
例えば、「ホームページ」と一口にいっても、そもそもホームページってなんなの?!とか。
「コンテンツ」ってなに?!、「更新作業」って誰がどこまでやるの?!
「レンタルサーバー」の契約は?!
WordPressの「プラグイン」はどこまでインストールするの?!
といった細かいことの全てに納得されてからホームページ制作を交わすようにしてくださいね。
面倒くさいと思ってもそれが契約トラブルを防止することになるのです。
特に納期が迫っている場合など、契約など後回しにして作業を開始せざるを得ない場合もあるでしょう。
いくら当事者の口約束で上手くいっていても契約関係なんて壊れるときは見事に瞬間的に壊れますので注意しましょう。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭