「手弁当」、という言葉そのものも若い方はピンと来ないかもしれません。
要するに、
「手弁当」=「無料」もしくは「タダ」
ということ。
「タダでお願いしますよ」
の丁寧な?!言い方が
「手弁当でお願いします」
となります。
また、「手弁当」は無形のサービス、例えばコンサルティングなどの提供を求める場合に使われるのも特徴です。
起業家たるもの、決して「手弁当でお願いします」とは言ってはいけません。
何故なら、タダでサービスの提供を求めるニンゲンだと思われるから。
この意味では、「友達価格」も同じですね。
つまり、提供する価値に対して正当な対価を払わないということ。
もしかしたら、言った方が気軽なのかもしれませんが、「手弁当」と言われた側の気持ちは穏やかではありません。
「手弁当」などという言葉を、言う側にも言われる側にもなりなくない。
「手弁当」を言う側、言われる側でそれなりの関係性がある場合は別論です。
昔の仲間とか、ビジネスでめちゃくちゃお世話になっていていつか恩返ししたいと常日頃思っている、など。
それでなければ、軽々に「手弁当」は完全NGです。
外国人雇用問題解決コンサルタント行政書士阿部隆昭