昨晩は、人生で二度目の異業種交流会に参加してきました。
最初の異業種交流会は、BNIを緩くしたようなビジネス勉強会でしたので、いわゆる一般的な異業種交流会というものは昨晩のような形式のものを言うのだと思います。
30数社の事業者が一同に会し、90秒で自社をアピールした後、別会場で立食パーティーをしながら交流を深めあうというもの。
乾杯の挨拶をされた税理士事務所の所長さんがとてもいいことをおっしゃいました。
異業種交流会を活かすも殺すも本人しだい。
まったくそうですね。完全同意です。どのような気持ちで異業種交流会に臨むかによって結果が全く違います。
私が参加した動機は、地域の他業種の中で当事務所のサービスを提供できる事業者様と連携の足がかりを作ること。ですので、事務所案内も配布しましたし、冒頭の自社アピールでも主にチカラを入れているサービス内容(例えば、外国人労働者の雇用支援サービスなど)をお伝えしました。
なのですが、いざ交流会に臨み、名刺交換をしてお話をさせていただくとどうしても考えてしまうのは?
この事業者様に協力するには具体的に何をすれば良いのだろう?
ということです。
自分はこれが出来る。だからこの仕事が欲しい。誰かを紹介して欲しい。
というよりも、
この事業者様の仕事にある案件をどうやって持って来れるか?
と考えてしまう。
なので事業者の取り組みが具体的であるほどそのイメージがつかみやすいのです。
翻って考えてみると、私の事業を説明するときにも同じことが言えるなあと思いました。
自社アピールの場面でも、◯◯の業務をしていて、△△の方でしたら☓☓のベネフィットを与えることが出来る。
といったように具体的にベネフィットにまで言及できたとき、
なるほどそうか!、あの事務所に依頼するとこのような効果が期待出来るのか!といった感覚になりますので、具体的なイメージが湧きやすいと思うのです。
例えば、
行政書士阿部総合事務所の外国人雇用支援サービスを利用することで労働者の在留資格の変更手続きがスムーズに進み、受入企業の採用スケジュールも先読みすることが出来るので人事労務管理の業務効率化に成功しました。
といったようなイメージです。
当事務所は◯◯業務を専門としています。
といっても、聴いたが側に具体的なイメージが沸かないために、
だから?、どうすればいいのだろう? 何かしてさし上げることは可能だと思うけどどうしたらいいかわからない??
ということになってしまう。
異業種交流会でなくても、企業家にとって自社アピールの機会は少なくない。
せっかく事業を興したのですから、自分の事業のベネフィットぐらいはいつでも30秒でまとめられるぐらいにならないとだめですね。
少し反省です。
”むずかしいを楽しく”解決支援コンサルタント 行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭