「書き直しができる機能」を、「変化に対応できる柔軟性」と捉えたとのこと。
新入社員をすぐ即戦力にしようと思い、熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)を消しかねない。また、使い勝手の良さから酷使しすぎると、いわゆるブラック企業と誤解され、すぐにインクが切れてしまう(早期に離職してしまう)危険性をはらんでいる。
この辺りは、消せるボールペンと無理に絡めようとしすぎかしら。
消せるボールペンが熱を入れると消えてしまうことと。書いたり消したりと使い勝手が良いこと。
いや、消せるボールペンの特徴を新入社員に見事になぞらえたと言ったほうがいいのかもしれませんね。
考えてみると、毎年、こういったことを続けるのって結構大変。
関連付けるものだって、まるっきり世間の話題に上らないものではダメでしょう。
インパクトもありませんし。
平成26年度 新入社員のタイプは「自動ブレーキ型」
平成25年度 新入社員のタイプは「ロボット掃除機型」
平成24年度 新入社員のタイプは「奇跡の一本松型」
平成22年度 新入社員のタイプは「ETC型」
平成21年度 新入社員のタイプは「エコバッグ型」
平成20年度 新入社員のタイプは「カーリング型」
平成19年度 新入社員のタイプは「デイトレーダー型」
平成18年度 新入社員のタイプは「ブログ型」
平成17年度 新入社員のタイプは「発光ダイオード型」
平成16年度 新入社員のタイプは「ネットオークション型」
履歴を見ても、奇跡の一本松だったり、ロボット掃除機だったり。
これと新入社員とがどうして関係あるの?と思うようなものばかり。
そうなると、思わず理由を読んでみたくもなりますし、ポータルサイトのニュースにも掲載されるようになるでしょう。
続けるって大事だなあと思いました。
何事も続けていれば、その積み重ねそのものが「価値」になる。
そうやって生み出された「価値」が、人との関係性といった新たな価値を運んでくる。
そうそう、でもこれって別に珍しくもない。
小学校の先生も言っていた。
「積み重ねが大事」
「諦めずに続けることが大事」
でも、それって、その結果得られるものだけのことを言っていたと思う。
そうじゃなくって、「積み重ね」や「続けること」、そのものが価値になることもあると思う。
もちろん、それを「価値」にまで高めるためには工夫が必要になる。
そう、今年の新入社員のタイプ付のように。