創業スクール、創業塾の講師をしている中で、「ビジネスを進めるためには交流会を活用しよう」といった話をすることがあります。
特に創業期では交流会を有効に作用することが多い。
交流会で作られた関係性を利用して、人の繋がりでビジネスを創る。
顧客獲得コストが結果的に少ないのが魅力。
一方で交流会に参加するのが苦手、という方も多い。
あまり人との交流するのが苦手
以前、交流会に参加したけれどもあまり意味はなかった。
理由は人それぞれ。
私は交流会に参加するのは好き。
ビジネス交流会も仲間と主催している。
昨年末で所属しているたビジネス交流会を退会した。
ちょうど2年ぐらい在籍した。
退会した理由は、もう、ここに自分は居なくていいかなと思ったこと。
なぜその時期だったかといえば、会員資格の更新期限でもあり、2018年が終わるときだったから。
この仕事をしているといろいろな交流会にお誘いを受ける。
また参加してみたい、という交流会もあれば、この時間さえ辛い、という交流会もある。
交流会に参加している時間が無駄、交流会に参加していることが辛い
と思ったらサッサとその「場」から逃げるほうがいい。
社会は人で成り立っているので、「場」も人で作られる。
どんな人が主催しているかで、その「場」が作られる。
「場」は形がないものなので、受け手によっては、その「場」が居心地が良いのか、そうでないのかの感じ方も当然別れる。
まさに人それぞれ。
それでいい。
だけれども、しがらみで「場」を離れることが出来ない。
といった状況に私たちはよく見舞われる。
オトナになってよかったなと思うのは、自分の意思でいつでも自由にその「場」を離れる自由があること。
もちろん、それに伴って起きることはある。
会社という「場」を離れれば、職を失い、就職活動をし、一時的にお金が少なくなったりするだろう。
それでも「場」を離れることができる。
子供時代。
教室という「場」
学校という「場」
から自分の意思で離れる自由がない。
大人はいいな、と子供時代に思っていた。
特に中学生時代かな。
しがらみでその「場」を離れることが出来ない。
という場合には、その「しがらみ」からさえも離れる時期なのだと思っている。
「場」は人で成り立っていて。
「しがらみ」もまた、人で創られる。
その「場」を離れる時期だと思った。
その「場」を離れたとしても、繋がるべき人とはその後も繋がることもわかった。
悔やむことがあるとしたら、サッさと離れなかったこと。
更新期限まで待つというダメな選択をしてしまった。
ともあれ、離れたことで気分は解放されたことは確か。
交流会に疲れたらサッサとその場を離れよう。
大人のメリットを活かすのだ。
行政書士阿部隆昭