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外国人支援団体「APFS」のワークショップに参加してみました!|行政書士阿部総合事務所

May 27, 2015
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約 5 分
 
 
先週の土曜日、こちらのワークショップに参加してきました。
 
5年後の日本を考えるワークショップ ―外国にのルーツを持つ女子高生の願い―を開催しました    | APFS - ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY5年後の日本を考えるワークショップ ―外国にのルーツを持つ女子高生の願い―を開催しました | APFS – ASIAN PEOPLE’S FRIENDSHIP SOCIETY
 
 
5年後、東京オリンピックパラリンピックが開催される年です。
 
日本はどうあるべきか?を外国人政策の観点から考えるイベント、と理解しました。
 
私自身は、非正規外国人の実際の声を聞いたみたいと思ったのが参加の理由の一つ。
 
主催団体であるAPFSを前からフォローしていたわけではなく、たまたまそこにボランティアで参加されている方と別イベントで知り合ったのがキッカケです。
 
 
講座の模様などは上記リンクに詳しいのでご覧頂ければと思います。
 
前半は、当人たちのお話しをきき、後半のワークでは参加者同士で意見を交換しました。
 
 
 
 
当人たちのお話しの内容、雰囲気、話し方などから受けた印象のもと、ワークの間、僕が考えていたことを文字にすると、おおよそこんなことでした。
 


止むに止まれぬ事情で自分の本意とは違った状況に陥ってしまった。
まあまあ、誰にでもあるだろうな。ないかな?
自分はある。

自分でも本当はそうすればよかったのに、様々な事情でそのままになってしまった。
結果、今、退っ引きならない状態にある。
もう、どうあったって自分では解決することなんて出来ない。

誰でもいいから、誰かに助けて欲しい。

いやいや、人生、自分でどうしようもないことってやっぱりあるわ。

それが国籍レベルで起きてしまうと、こういった事態になってしまう。

”どうせ非正規なんでしょ”と思う人もいるだろうし、その思いも否定しないし、自然な考え方かもしれない。
でも、事情はちょっと複雑なんだよなあ、人それぞれ。

非正規=法を犯している。
事実として間違っていない。
結果としてみると今等式は成立している。


でも、ちょっと待って。
そこに至る過程にナニカないのだろうか。

法を適用して、非正規と正規に分けるのはあくまで国がやること。
国の一員として暮らす私たちは、もちろんそれを尊重しなければならない。

そこを踏まえた上で、僕らと一緒の場所、すぐとなりに住んでいる共同体の一員として考えてみたい。

 

何を助けて、何を助けないか。

 

助けるにあたってそこに合理的・道義的理由が見いだせるなら、伸ばしているその手を握り返すほうがいい。

 

 

 

 

APFSがクラウドファンディングによって支援金を募っています。


    家族みんなで日本に住みたい!超過滞在外国人家族に在留資格を!(加藤丈太郎(NPO法人APFS代表理事)) - READYFOR (レディーフォー)
家族みんなで日本に住みたい!超過滞在外国人家族に在留資格を!(加藤丈太郎(NPO法人APFS代表理事)) – READYFOR (レディーフォー) 
 
 
 
 
世の中には様々な問題が、もうどうしようもないほど足元に転がっていて。
 
見なくても普通に歩くことが出来る。
 
でも、一旦、見てしまうと、どうも気になって歩けない。
 
その「気になるポイント」は本当に人それぞれ。
 
 
 
なぜって、どんなに社会問題に敏感な人でも、すべての問題にタッチするわけにはいかないから。
 
もしも、APFSのクラウドファンディングにフックがかかったのなら、いろいろと調べてみるといいかもしれない。
 
そのうえで、これはどうも「ほっとけないな」と自分なりの理由付けが出来たのなら支援をしてみるといい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。