ゴーイングコンサーン
「継続企業の前提」と訳されることが多く、正確な意味はこの際どうでもいい。
この行政書士阿部総合事務所WEBサイトの行政書士阿部隆昭ブログでは、経営に役立つ情報を提供しています。
情報そのものに価値が無くなったと言われる時代だけれども、欲しい誰か一人の情報取得のキッカケになればいいと思っている。
全員に届く情報は、全員にとって意味がないものだから。
企業、組織は、存続しなければならないのだけれど、これって人が生きることと同じ。
企業の場合は、会社を閉鎖することができ、ヒトとは全くイコールではないのだけれど、継続し続けなければならない前提は同じ。
この前提があるかないかが実はとても大切だと思っていて。
ヒトは生き続けなければならないという前提があるからこそ、その人生をよりよくしようと努力し、考えを整え、行動する。
この点でいえば、企業も全く同じだ。
だからこそ、経営はおもしろい。
一旦立ち上げた組織。
それを続けなければならないと思ったとき、さてどうするか。
今回のような、誰にも予想できない、事業環境の変化が”突然”やってきたとき、どうするか。
あるフィットネスジムのオーナーが言っていたように、”そもそも、三ヶ月売上ゼロでも耐えるような事業を作り上げられなかった自分が悪い”と考えて、継続するためには何をどの順番にすればいいよのかを考えるのも継続企業の前提があるからだ。
企業もヒトも、”継続”の前提を疑いだすと、怖い。
とくに、ヒトの場合はとても怖いことになる。
継続の前提を疑わないための方法はたった一つ。
考えない、動く
疑問は停滞から始まる。
疑問による停滞を避けるには動く。
これは事実。
行動することは大切。
通ってきた道が見える。
結果が見える。
だけれども、ほとんどの人が行動しない。
ヒトがしないことをすればするほど、差がつく。
行動したことのギフトは計り知れないほど大きなものになる。
ということは結局のところ、行動した人にした実感としてわからないので、結局、おおかたの人は行動しないことになる。
で、行動した人が”勝てる”世界に自動的になっている。
こんなことを創業スクールなどで受講生さん達に伝えている。
行動のための具体的な方法も!
”そうは言っても、やる気が。。。”
とおっしゃる受講生さんも多い。
”やる気”
”やる気”という得体の知れないモノの実体があるやなしやなどと意識を巡らせても全く意味がない。
というよりも、その”やる気”は行動から生まれるものなので、”やる気がないから行動できない”ということさえそもそもオカシナ話しだ。
でも、そういう気持ちになるのもわかる。
行動するためには、小さな小さなことから始める。
これは間違いなく効果がある。
感染症の自粛期間にworkoutを始めてから実感した。
workoutを”やる気”が起きないときは、どうするか?
一つは、やらないという選択。
workoutをしない人は、workoutを別な言葉に置き換えてみても同じなのでやってみて欲しい。
やらないというのは、”やる気”がない、のでは決してなく、”やらない”という選択を意識的にしているだけの話。
”やる気”がないのだけど、やらなきゃ、と思っている人が取る行動は?
小さな小さなことから始める。
workoutを例にすると。
workout用の音楽を鳴らす。
姿見を見続ける。
workout用の服に着替える。
workoutのときに飲むドリンクを作る。
workout用のスペースを整える。
腹筋を1回だけやる。
環境を整えて、腹筋1回。
小さな小さなことなのだけど、これが実は次の行動に繋がることは間違いない。
腹筋1回やったら、1回だけでは済まなくて、3回、5回、10回ってなる。
行動を分解することこういった過程になるはず、どの行動でも。
資格試験の勉強しなきゃ、でも”やる気”がしない。
なんてことは遠い昔に経験したけれども、そのときは仕掛かり中の問題集を拡げ、テキストを立てて、ペンを握ることから始めた。
このペンを握る、という行為が、workoutでいう腹筋1回と同じ意味になる。
ということはつまり、
”やる気”が起きないときは、環境を整え、小さすぎる一つから始めることが超大事なのだ
”やる気”がないときは、
1、環境を整えよう。
2、小さすぎることから始めよう。
これは、めちゃくちゃ効果あるからやってみて!
行政書士阿部隆昭