行政書士阿部総合事務所では創業者向けのサービスメニューとして、創業融資支援なども行っています。
起業当初の資金があまりない時期を狙ってセールスをかけてくるのが、リース業者。
リース契約にはメリットがたくさんあるのですが、性質を見極めてリースを利用しないと大事故になります。
私の実家は以前工場を営んでいた関係で、大型機械設備などでリース契約をよく利用していました。私自身も航空高等専門学校という機械系の高専出身ですので多少その業界には通じています。
リース契約で注意したい3つのポイント
リース契約は、最初は安いが最後は高くなる。
当初の持ち出し資金が少なくて済むのがリースの最大のメリットですが、自己資金で設備を投入した場合よりも最終的な金額は割高になるのに注意したいですね。
リース契約は、最新設備に変更出来ない代わりに、メンテナンスフリー
長期間のリース契約をしますので、途中で同機種のバージョンアップ版が登場しても変更は出来ません。古い機種をガマンして使い続けなければならないリスクがあります。その反面、リース契約には「保守契約」がつきものですので、機械トラブルがあった場合でも迅速に対応してくれるのがリース契約のメリットです。
リース契約は、銀行の借入利息よりもリース料の支払いが高くなる。
何故かといいますと、リース業者は銀行から調達した額にリース会社の利益を乗せてリース料の設定をしています。ですので、必然的にリース料は銀行の借入利息よりは高くなるのです。
創業期というのはリース契約にかかわらず様々な処理を同時並行で進めなければいけないので大変ですよね。
今回書いたリース契約の検討についてもそうです。
行政書士阿部総合事務所では、創業支援の一環として、会社設立サポートの他に資金調達についての相談もお受けしています。
創業融資を有利に進めるうえでのポイント
借入先の探し方
金融機関との上手な付き合い方
などのコンサルティングにも対応しております。
相談料は1時間5,400円(税込)です。
相談予約・ご質問等は、お問い合わせフォームからお願いします。
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭