プルデンシャル生命のトップセールスマン川田修さんの営業本。
『かばんはハンカチの上に置きなさい』
世の中、ほんとに営業のノウハウ本は多いですが、ご本人の実体験に基づくノウハウはしっかりと読ませるものがあります。
通じているのは、
営業マンは、訪問者ではあっても、決してお客様ではない
ということ。
だからこそ、
お客様宅に入ったときでも、バッグは床に直接置くわけにはいかず、
客先から出される靴べらではなく、携帯靴べらを持ち、
少しでも遅れる場合には、必ず電話を入れ、
カッコ悪いぐらいの深いお辞儀をし、
オフィスの入り口からもっとも遠い駐車スペースに車を停める。
客先で出されたコーヒーのスティックシュガーのゴミも持ち帰るのが心遣いなのだそう。
「真似の先に、大きな変化がある」の章では、
考えが変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば性格が変わる
性格が変われば人格が変わる
人格が変われば人生が変わる
なんとなく耳したことがあるような言葉ですが、プルデンシャル生命でよく言われていた言葉だそうです。
誰が言ったとかは、別にどっちでもいいですよね。
これをどう自分に当てはめるか。
そしてどう行動するか。
普通の営業本とは違ってしっかりとした読み物にもなっています。
もちろん、川田さんの経験を通して学んだことも多く書かれています。
営業をやっている人じゃなくても対外的な折衝が必要な部門にいる人にとっても参考になると思いますよ。
久しぶりに読んだオススメ本です!