おはようございます。
週末のスキマ時間でコツコツと今までの自分とこれからの自分を整理する「週末相続トレーナー」行政書士阿部隆昭です。
今朝早くから三時間ぐらいプリンターの修復に取り掛かっていて、ようやく印刷できるようになりました^o^
さて。
突然ですが、誰でもトラブルに巻き込まれるのは嫌ですよね。
そのトラブルになってしまった原因が、自分にもあるならまだ納得がいくこともあるでしょう。
一方で、人が亡くなると法律の規定によって自動的に開始するのが相続。
どんな人でも死を避けることが出来ない以上、誰にでも、相続は起きます。
ですので、自分に非がなくてもトラブルに巻き込まれるのはことが考えられるのが相続の特徴といってもよいでしょう。
そもそも、なぜ相続がときに「争族」といったような争いになるのでしょうか?
骨肉の争いとはよく言われますが、ときには最高裁判所にまで解決を委ねる場合があるのです。
以前、北区役所主催の遺言書の講座でもお話しさせいただき、大変盛り上がった話題です。
相続は、ほとんどの人にとって一生に一度あるかないかの、不労所得の場面。
労せずして大金が転がり込んでくると思えば、誰でも眼の色が変わってくるでしょう。
相続が争族になるのは、「突然目の前にぶら下がってきた財産を逃してはならない」、といった気持ちが原動力にあるんですね。
想像してみて欲しいのですが、ある日突然、目の前に100万円の札束がぶら下がってきたら、どうしますか?
手を伸ばして掴みにかかりますよね。
相続の場合は、掴むという動作さえ不要です。
法律の定めによって、自動的に相続人に財産が移動するのです。
(※遺言書もなく、あくまで原則的な場合です。)
そしてですね。
もしも、目の前にぶら下がってきた100万円の札束が200万円だったら、もっと嬉しいですよね。
誰が、いくら、どの遺産を相続するのか?
亡くなった人の遺産はどれだけあるのか?
遺産が多ければ多いほど、相続人の取り分は増えます。
逆に言えば、もっともっと取り分を多くしようと思えば、残された遺産が多いほどいいわけです。
亡くなった人の遺産がどれだけあるのかを判断する作業を専門的にいえば、「遺産の範囲の確定」となります。
実は、遺産の範囲の確定で揉めないためにもエンディングノートは役に立つのです。
いわれのない争いごとに相続人たちを巻き込まないためにも元気なうちにエンディングノートを用意しておくことが本当にほんとうに大切なのです。
とはいっても、自分ひとりでエンディングノートを作るのは難しい、といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで、連続4回、頑張って通ってもらうことで自分だけのエンディングノートを作ることができる場を作りました。
私を含めて参加者の皆さんと続けて交流を深めていただきたいと思い、塾のスタイルで勉強をしていきます。