いつかの創業塾のマーケティングの回で取り上げようと思っていたテーマがYahoo!ニュースに掲載されていて興味深く読ませて頂きました。
高級食パンがブームだった頃は、お土産に使ったりしたこともありましたが、今ではお店も少なくなりましたよね。
今回の記事では、「明らかな違いはココだ」、とこのように書かれています。
「おにぎり専門店の出店自体は参入障壁が低いものの、フランチャイズで一気に店舗拡大させる動きが見られないのが、ブームが長続きしなかった高級食パンと異なる点です」
もちろんそれはそうなのでしょうが、他にも要因があると思っています。
といっても難しい話ではなく、単なる「口に入るまでのオペレーションの違い」なのではないかと。
「高級食パン」はもちろんそのまま食べても美味しいとは思いますが、トーストなど「調理」という工程が必要になる場合が多いです。
その点、「高級おにぎり」は、おにぎりの性質上、単体で食事として完結しています。
その後に「調理」という工程がそもそも発生しません。
むしろ、ブランド米の中に「調理」済みの高級食材を入れるという工程まで済ませてくれている。
だからこそ、「高単価」で売れる、とも言えますよね。
行政書士阿部隆昭