ファイナンシャルプランニングで一番難しいところ、信頼関係を作ること
ファイナンシャルプランニングの業務のひとつにライフプラン表の作成というのがあったりします。
依頼者の方の属性(年齢や就業状態、家族構成など)を基礎として今後のライフイベントと絡めて数値化をしていく作業です。
サラリーマンであれば稼ぎ頭の退職と同時に家計が赤字に転落していくケースも多いんですよね。
その上で、今後の人生の計画を再考していく。
そのために、ライフプラン表って、とっても有用なんです。
ですが、ここでひとつ課題が。。。
ライフプラン表の作成(合わせてキャッシュフロー表の作成など)って、依頼者の収入や債務、経済的な状況をすべて明らかにしていただかないと作成できないんですね、少なくとも正確なものは。
そういったものを、通常の場合、第三者には教えたくはですよね。
国家資格であるファイナンシャルプランニング技能士にはそういったものはありませんが、日本FP協会認定の資格「AFP」「CFP」には会員倫理規定で守秘義務を負ってはいるのですが。
依頼者にとってはやっぱりなかなかホントのところ言いづらい。
このあたりは最終的には信頼関係ということになるんでしょうね。
何においてもそうだと思うんですが、この「信頼関係」って大抵の場合、積み重ねがあっての結果ですよね。
もうこの人だったらお任せしちゃってもいいかなっていう感じの。
当然ながらそれには他のことで積み重ねていかないといけないわけでして、それがなかなか難しい。
その辺りの過程をショートカットするのが「口コミ」になるんでしょうね。
”私がこの前お願いしたFP(あるいは行政書士さん)の人、とっても良かったから紹介してあげるよ”
こんな感じで新たな依頼者とつながっていけば、最初っから信頼関係を積み重ねるよりは明らかにステップが短縮できます。
もちろん、紹介してくれた人の手前、失敗できないという責任もより味わうことにはなるんですが。
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