三回で完結シリーズでお送りしている【超簡単!事業コンセプトの作り方】
まもなく公表予定とされる小規模事業者持続化補助金申請書作成にも、もちろんこのノウハウは使えます。
そして最終回の今回は、「どのように?」
例によってバナナのたたき売りになったと想定して一緒に考えてみましょう。
といっても、「誰に?」、「何を?」が決まるとほぼ自動的に決まってしまうのですが。
バナナのたたき売りなので、当然ですがお客様は目の前で口上を眺めているその人たち。
何を売るのかというと、バナナそのものではなく、威勢のいい口上などの”体験”ということでした。
体験を売るということは、どうでしょうか?
単に口上を一方的に述べるよりも、眺めているお客さんを巻き込んで一体となる雰囲気作りを心がけた方が売れそうですよね。その方が楽しいですから。
どのように売る?の答えの一つはわかって頂けたかと思います。
”どうやってアピールしたらいいかなあ”
と漠然と考えるのではなく、誰に?何を?どのように?売るのかを一つひとつ順番に決めていくと事業コンセプトはあっという間に決まっていきます。
平成29年度補正予算「小規模事業者持続化補助金」では、補助金を使って何をどのように売れば業績は向上するのですか?という質問に上手にアンサーを与えることができるかどうかも大切なポイントですよ。
解決支援コンサルタント野獣系行政書士阿部隆昭