「デザイン経営」という用語、耳馴染みがない方が多いのではないでしょうか?
経産省と特許庁が発表した「デザイン経営宣言」というものが2018年度になされたとのことで、デザインの力を経営に活用しようという呼びかけのようです。
「 デ ザ イ ン 経 営 」と は 、デ ザ イ ン の 力 を ブ ラ ン ド の 構 築 や イ ノ ベ ー シ ョ ン の 創 出 に 活 用 で き る 経 営 手 法 の こ と で す 。
と聞くと、経営に活用できるデザインのノウハウを公開するようにも取れますが、資料を確認するとであくまでデザインなー等に外注を前提として、何をどう依頼してどのように事業を進めるか、といった趣旨のようです。
ただ、デザイナーやウェブ関連企業に委託した際の事業の進め方からトラブルになる事例も少なくありません。
特にクリエイティブ関連の場合には、最終的な”絵姿”を依頼段階でクリアにすることが難しく、せっかく費用をかけて制作したWEBサイトも思ったようなイメージではないため活用していないといった相談を受けたこともあります。
チラシデザインについても同様ですよね。
感覚的なものなので、そこは齟齬が生じる可能性が高い分野。
そういった意味でも、デザインの委託先であるデザイナー企業との仕事の進め方そのもののノウハウを知っておくことは大切です。
こちらのサイトから「デザイン活用ガイド」がダウンロードできます。
企業側のデザイン活用が趣旨ですが、逆に受注するデザイナー側向けのマーケティング資料としても十分に活用できる内容でした。
行政書士阿部隆昭