元朝日新聞記者の大熊一夫氏の講演会に参加してまいりました。
タイトルは、
日本の精神保健を外から見れば~イタリアの実践に学ぶ~
包括的な精神保健システムによって精神障害者が地域で共に暮らしていくことに成功したイタリアのトリエステ県の実践例を教えて頂ける貴重な機会。
大熊一夫さんは、このルポルタージュの本も出されています。
会場は東京都庁第一庁舎の大会議室
いま話題になっているフィンランドのある地方でなされているオープンダイアローグについても触れた話しもされてました。
「オープンダイアローグ」という「魔法の鍵」
イタリアのトリエステ県の取り組みをどのような形で日本に導入したら良いのか?
そのヒントを求めて参加したのですが、時間の関係もあるのでしょう、トリエステ県の取材報告の内容になってしまったのが惜しいところです。
参加者の中には、現実に身内に障がい者を抱える家庭も多いでしょう。
そのほとんどの方は、現在の日本の施策についてやり切れない思いを抱いているのも事実。
服薬管理から解放される対話による精神障害者とのかかわり合いが日本にどうすれば導入できるのか?
今後の日本での展開を期待したいです。
行政書士阿部総合事務所
行政書士阿部隆昭