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えっ?!読んでもらうための工夫?、「オンラインショップの利用規約」の定め方のコツ|行政書士阿部総合事務所

November 29, 2016
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約 3 分

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オンラインショップで商品やサービスを購入したことがある方でこのような経験はありませんか?

読んでもいないのに「利用規約に同意する」にチェックして購入してしまったこと。

一度も利用規約なんて見たこと無い!

といった方も多いでしょう。

 

オンラインショップの利用者は利用規約を読まない

という前提でオンラインショップの利用規約を定めることが大切になります。

具体的には、WEBサイト上に利用規約をただ置いているだけではなく、利用者に読んでもらうための工夫が必要になるわけです。

 

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読んでくれない利用者に利用規約を読んでもらうための工夫とは?

 

ある企業様からオンラインショップ利用規約の相談を受けた際には、このようにアドバイスをしました。

単に「利用規約に同意する」ボタンを設置するだけではなく、【利用規約全体の同意ボタン】と、【大切な条項を個別に同意した旨のチェックボタン】も用意する

同意して欲しい個別の条項とは業種業態によって異なるのですが、例えば以下のようなものです。

1.申込者が20歳以上であることの同意
未成年であることを理由した取り消し(民法第5条第1項、同条2項)を防止する意味と、未成年への販売が相応しくない、あるいは法律上禁止されている商品・サービスの確認など、様々な用途があります。

2.登録した情報が虚偽でなく、他人のものではないことへの同意
生年月日をわざとごまかして登録したり、他人になりすまして登録するなどの悪質な行為ではないことの再確認の意味があります。

 

以上はほんの一例ですが、読んでいないであろう利用規約の全体を同意してもらうよりも、これだけは読んでおいて欲しい(本当は全部読んでもらわないとダメなのですが)部分を目に見える形にすることが大切なのです。

無用なトラブルを避ける意味でも、これからオンラインショップを始めようとする方は是非参考になさってください。

解決支援コンサルタント 行政書士阿部隆昭

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。