以前、先輩中小企業診断士の支援に同行したことがあります。
飲食店への支援だったのですが、メニュー構成や店舗の内装などについてオーナーシェフが望んでもいないコンサルティングを始めてしまい。。
ダメ出しのコンサルティングはコンサルティングではないと私は思っていて。
なぜかというと、簡単だから笑
ダメ出しってとても簡単。
だけども、今までの経験だと中小企業診断士にダメ出しコンサルをする方が多い、とても多い。
お勉強してきたことと違うことを経営者が行なっているのを見ると、あーーーっ、ってなるのでしょう。
経営者は事業家であり、実務家です。
実務家の感覚はそれはそれは特別なのもので。
スポットで来て、コンサルティングでござい、というスタンスとはまーったく違う。
相手方が望んでもいないのコンサルティングを実施することは、単なる売り込みと同じ。
つまり、コンサルティングしたい側のためのコンサル。
相手は、そのコンサル、これっぽっちも聞いていないですからね。
その中小企業診断士は今どうしているのだろう。
独立診断士を辞めてしまったとも聞く。
自分自身はコンサルティング出来なかったのかもしれない。