補助金と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

生前、被相続人の面倒をみた長男のお嫁さんに遺贈する遺言書は揉めやすい?|行政書士阿部総合事務所

September 22, 2013
約 2 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金など、 すでに使いたい補助金の候補がある企業向けの有料支援実務サポートです。
事業計画のブラッシュアップから申請書作成、電子申請、採択後の実績報告まで、 行政書士がワンストップで伴走します。

補助金ドクター
powered by LDAM

「補助金ドクター」は、行政書士阿部隆昭が開発した LDAM(LinkDrive by Abe Method)診断エンジンを用いて、 御社の業種・従業員数・所在地から、 今使える可能性の高い補助金と今後の経営改善のヒントを コンパクトに整理するオンライン診断サービスです。

創業・起業支援、セミナー講師

事業計画書策定、創業融資、助成金、会社設立、許認可取得までトータル支援。商工会・自治体などの講師実績も豊富です。

ビザ・在留資格手続き

経営管理・技人国・特定技能など、企業向けの在留資格について、採用前の「どのビザが使えるか」という段階から許可取得まで一気通貫でサポートするサービスです。業務内容のヒアリングを通じて会社の実態に合った申請書を設計し、更新・変更手続きや在留カード取得後の相談にも継続して対応します。

 

被相続人X

配偶者Y

長男A

次男B

 

長男夫婦が、被相続人の家族と同居。晩年、主にXの面倒をみたのは長男Aのお嫁さんDだとします。

 

感謝の気持ちをこめてDに対して自分の財産を遺贈する遺言書をXが遺したとします。

DはXの相続人ではないので「相続させる」といった内容の遺言をすることができません。

相続人以外の財産を遺言によって与えるには、「遺贈」という方法が執られます。

 

相続が、いわゆる「争族」になるのはこのケースが多いです。

「Dに財産を上げるぐらいならオレによこせよ」と言ってくるのは、もちろん次男のBです。

被相続人と離れて住んでいて、どのような暮らしぶりだったのかを生前知ることがない関係にあると、その可能性はより強くなります。

そして、大体予想がつくと思いますが、文句を言ってくる次男のうしろには次男のお嫁さんがいます。

次男のお嫁さんは長男夫婦には表立って言えないですよね、文句とかって。

なので、その代わりに次男本人が矢面に立っていると。

 

そうなると相続問題はこじれます。

 

こじれた相続をほぐす手立ては遺産分割の内容を工夫するしかありません。

でも、それを誰が主導するのか。

ここでも更に揉めることが予想されます。

一般の方にはなかなか敷居が高い、家庭裁判所の遺産分割調停も利用することになるかもしれません。

 

死後に揉めるないためには遺言書の作り方の工夫もそうですが、何よりも親族間でより良い関係性を築いておくことが必要なのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。