2014年9月9日読売新聞朝刊
東急不動産人事部統括部長の方のお話しが「人事の眼」というミニコラムに掲載されています。
東京不動産は何を求めているか。
自ら積極的に動き、新たな視点で工夫できる人材
相手の意見を受け止めながら、自分の考えをうまく伝えれられること
相手の懐に踏み込む度胸
社員数が少なく(500名ちょっと)、地権者との交渉事も多いからといった理由からのようですが、企業一般に通じることだと思います。
逆に考えてみると分かりやすい。
上司の指示があるまでブラブラしていて、
相手の話しを自分勝手に解釈し、
仕事に協調性がない
こんな人って、あなたの職場にいませんか?
たぶん、いますよね。
キングオブサラリーマンの道を邁進している人。
キングオブサラリーマンにとっては、その時間、その場所に居ることだけが最大価値。
もちろん、本人の成長とか、組織の発展とは無縁の境地にあります。
さらに、面接で聞くこととして。
学生時代、アルバイトや部活動などで目的意識を持って工夫したことを具体的に。
求める人材をピックアップするためにあるこの質問。
居酒屋のアルバイト時代
従業員の動線に問題があり(目的意識)
時間帯と従業員の配置などを再構成(工夫)
店舗ではなく本部に改善プランを提案(具体的に)
といったエピソードを面接時に伝えて一部上場企業に入社した知り合いがいます。
さらにコラムでは。
留学や研究など、学生時代でないとなかなかできないことにも挑戦してください。
留学、研究はあくまで例示なので、なんでもいいわけですよね、たぶん。
学生時代じゃないとできないことにポイントがある。
面接をする側とすると、キミ何してきたの?っていうのやっぱり聞きたい。
もちろん、その人が入社してどのポジションに適正があって、といった判断のためもあるんですけど。
これから一緒に働く仲間になろうとしている目の前のあなたはどんな人なん?っていう意識のほうが強い。
行動はその人を体現するものの一つだから、それを確認するのが最も簡単で分かりやすいのです。
そうそう、先日の講演会で乙武洋匡さんがおっしゃっていたこと。
これからは人と同じことがリスクになる時代
これと通じる。
行動を伝えるだけで↓これらが伝わることだってもちろんできる。
時間や心にも余裕のある学生時代を利用した行動。
学生という立場をうまく使ってみたり。
求める人材に一発でなる方法が実はある。
それは、部活のキャプテンをやれっていうこと。
スポーツ(スポーツじゃなくてもいいかな)関連のキャプテンの要素に求められることが網羅されているんですよね。
自ら積極的に動き、新たな視点で工夫できる人材
相手の意見を受け止めながら、自分の考えをうまく伝えれられること
相手の懐に踏み込む度胸