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制度を変えることは難しい。であるならば|行政書士阿部総合事務所

May 24, 2015
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約 3 分

 

日曜日なので軽めの話題を書いてみたいと思います。

昨晩、あるイベントに参加してきました。

日本がかかえる、ある問題についてどうあるべきかを参加者でワークをしながら考えるイベント。

 

内容についてはあまり書くことが出来ないので抽象的な話になってしまいます。

 

ある国の制度があって、それが原因で不利益を受けている人がいると。

そういった前提があったときに。

 

制度を変えることで不利益状態を解消する方法が一つ。

制度があることを踏まえた上で、別のアイデアで不利益状態を解消する方法。

 

制度の枠組みが大きければ大きいほど、制度を変えることは難しい。

必要なプロセスを積み上げていけば、小学校600人の規律している制度をいじることは意外と無理じゃない。

 

でも、一国の制度を変えることは難しい。

そして、膨大な時間と手間がかかる。

一方で、その制度を変えること、それだけが不利益状態を解消する手段だとすれば、もうそれは圧倒的に負ける競争に参加することになってしまう。

 

結果、制度が変わったとして、それに30年かかった。

その30年の間に不利益状態を解消できなかった数多くの人々がいた。

 

大きな枠組みを変えることが出来たのだからそれでいいじゃないか。

 

とは思わない。

 

今、ここに助けの手を欲しがっている人がいて、そこに合理的な理由が認められるのであれば、握手して引き上げるサポートをしたほうがいい。

一人を助けたところで、制度を変えない限り、何の意味もない。

ということでもない。

 

制度は変えられない(変えようと思わない)といった前提で、では今困っている人をどうするか?

その戦略が求められているんだと思う。

 

内情を伝えることが出来ないので、本当にぼんやりとした話になってしまって、何を言っているのかよく分からないかもしれません。

 

理念だけを重んじて、伸ばしている助けの手と握手しないのはいけない。

 

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。