補助金と外国人雇用に強い行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

「戸籍の筆頭者」と「世帯主」との違い|行政書士阿部総合事務所

June 22, 2015
約 4 分

サービス概要

補助金申請サポート

新事業進出補助金・ものづくり補助金・小規模事業者持続化補助金など、 すでに使いたい補助金の候補がある企業向けの有料支援実務サポートです。
事業計画のブラッシュアップから申請書作成、電子申請、採択後の実績報告まで、 行政書士がワンストップで伴走します。

補助金ドクター
powered by LDAM

「補助金ドクター」は、行政書士阿部隆昭が開発した LDAM(LinkDrive by Abe Method)診断エンジンを用いて、 御社の業種・従業員数・所在地から、 今使える可能性の高い補助金と今後の経営改善のヒントを コンパクトに整理するオンライン診断サービスです。

創業・起業支援、セミナー講師

事業計画書策定、創業融資、助成金、会社設立、許認可取得までトータル支援。商工会・自治体などの講師実績も豊富です。

ビザ・在留資格手続き

経営管理・技人国・特定技能など、企業向けの在留資格について、採用前の「どのビザが使えるか」という段階から許可取得まで一気通貫でサポートするサービスです。業務内容のヒアリングを通じて会社の実態に合った申請書を設計し、更新・変更手続きや在留カード取得後の相談にも継続して対応します。

 

これはよく聞かれる質問の一つです。

違いを最初から説明しようかと思ったのですが、黒部市のWEBサイトが分かりやすく説明してくれていました。

世帯主と筆頭者の違いは?|黒部市世帯主と筆頭者の違いは?|黒部市

 

 

 

 

 

世帯主とは「世帯を代表する方」です

居住と生計を共にする「世帯」を構成する者のうち、その世帯を代表する方です。必ずしも年長者が世帯主だとは限らず、世帯主変更届、転出届、死亡届等で世帯主は変更になることがあります。

 

筆頭者とは「戸籍簿の一番最初に記載されている方」です

戸籍簿の一番最初に記載されている方です。死亡されたり、転出しても、筆頭者は変更しません。
一般的に未婚の方の場合は父または母、婚姻されている方は本人または配偶者のどちらかです。通常婚姻後に名のられた姓の方が戸籍簿の一番最初に記載されている筆頭者です。

 

役所としても頻繁に聞かれる質問だろうと思いますので、予め説明文を載せておいたほうが好都合なのでしょうね。

 

旦那さん、奥様、お子さんといった「核家族」を例に取れば、「戸籍の筆頭者」も「世帯主」もどちらもご主人になっていることが多いのが現実。

 

日本の戸籍制度は、「氏(うじ)」で規制されていますので、例えば同じ氏になったとき(典型的には結婚)にどちらの氏を名乗るかによって「戸籍の筆頭者」が決まることになります。

※他にも分籍などで戸籍が作られる場合もありますが、錯綜するので今回は割愛します。

 

 

戸籍の筆頭者は、その戸籍の「見出し」としての機能もありますので、筆頭者だった者が死亡したからといってその者が筆頭者から脱落することもありません。

先ほどの核家族のケースで、お子さんが自分の戸籍を取得するときでお父さんが先に亡くなっている場合でも、戸籍の交付申請書に書く筆頭者は以前としてお父さんの名前です。

 

 

 

 

戸籍ではなく、住民票の世帯主は、単にその世帯を代表する者です。

したがって、役所に届け出ることによって世帯主を変更等することが可能なのです。

 

世帯変更(世帯主変更・合併・分離など) 所沢市ホームページ世帯変更(世帯主変更・合併・分離など) 所沢市ホームページ

 

例えば、国民健康保険は世帯単位で支払う必要がありますが、通知書が届くのは世帯主宛です。

世帯主が国民健康保険でなくても、世帯の誰かが国民健康保険だったら、納付の通知書は世帯主宛に届いてしまうんですね。

 

国保上の世帯主変更について

国保上の世帯主変更について | 北見市国保上の世帯主変更について | 北見市

 

国保は、世帯主が国保に加入していない場合でも、その世帯の家族の国保に関する届け出や保険料の納付については、世帯主が義務を負うことになっています。
(国民健康保険法第9条(届出等)、同法76条(保険料)に定められています。)

 

 

 

戸籍の筆頭者が死亡しても筆頭者の地位はそのままですが、住民票の世帯主が死亡した場合には世帯主変更を届け出る必要があります。

ただし、世帯主が死亡した後の世帯が一人の場合には、その者が自動的に世帯主になるので届けは不要です。

 

 

世帯主が死亡したのですが、世帯主の変更は必要ですか。世帯主が死亡したのですが、世帯主の変更は必要ですか。

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。