私も研修とかセミナーでお話しをする側にまわりますので、他の講師の話しを聴いているととてもよく分かります。
目の前にいる講師がどういった心持ちで話しているのかを。
決して極論ではなく、セミナー講師は二種類に分かれます。
自分が話したいから話す講師
参加者に伝えたいと思って話す講師
セミナー講師本人に聞けば、
「いやいや、自分だって後者に決まってるよ。逆に、前者の人っている?」
と言われそうですが。
前者の講師は実はゴマンといます。
見分けるための一つの視点は、参加者がフィードバック出来ない過去事例をしゃべり続けること。
これは、参加者にしてみたら、お金と時間をムダにしているに過ぎません。
そういった与太話を聞きたい人だったらそれは良いのですが、ビジネスの研修会ではそれはまずない。
大抵の場合、そういった話しをしたがる方は所謂エライ人のことが多く、周りから指摘されることもありません。
なので、私の場合は、ー仕事上やむを得ず参加する場合もありますー潔く諦めてその二時間はガマンの時間にします。
仕事上なのであえてコトを荒立てる必要もなく、次回、この講師の講義は二度と聞かないというデータを入手しただけと捉えます。
もしもこれから研修講師を目指す方がいらっしゃったり、会社のお仕事で従業員の前で話すことがあったら、こう考えて下さい。
私の話、役に立ってる?
と。
本当は参加者のアンケートから読み取ることがベストなのですが、企業研修等ですとアンケートがない場合も多いでしょう。
そして、仲間や同僚からのフィードバックも得られないとしたら自身でフィードバックするしかありません。