行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

ボールを持たざるを得ないとき、信頼を守る“2ステップ”|行政書士阿部総合事務所

July 7, 2025
約 4 分
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外国人雇用は、採用前の要件確認が最も重要です。入社後に発覚した問題は取り返しがつかないケースがあります。

ボールを持たざるを得ないとき、信頼を守る“2ステップ”

――停滞ではなく「安心」をつくるタスクマネジメント術


1 “ボールを持たない”が理想なのに、なぜ持ってしまうのか

プロジェクトを円滑に進める鉄則は 「ボールを自分の手元で止めない」 です。
ところが現場では──

  • 追加資料が届かない
  • 決裁者が出張中
  • 法的・技術的チェックが必要

など、避けようのない理由でタスク(=ボール)が自分のコートに長居する瞬間があります。
このとき大事なのは「速度」ではなく “信頼”
止めざるを得ない状況でも 停滞感 を生まなければ、プロジェクトは実質的に止まりません。


2 信頼を守る”2ステップ”を理解する

STEP① ボールを持っていることを即座に伝える
STEP② いつ返すかの目安日時を宣言する

2-1 STEP①「持っている」宣言の深掘り

ポイント解説NG 例
a. “受け取り”を明示「○○資料を受領しました」
→ 相手は“紛失”の不安から解放
ただ「確認します」だけ
b. 今やっている動作を一言「要件チェックを開始しました」
→ 具体性があると進捗を可視化
動作を伏せると“放置”疑惑
c. 目的を再確認「採択率を上げる観点で精査中です」
→ 共有ゴールを再度一致させる
目的に触れない連絡

ミニテンプレ

受領しました。現在【処理中アクション】を行っています。次のご連絡は STEP② でお知らせする期限までにお送りします。

2-2 STEP②「返球日時」宣言の深掘り

ルール理由実践ヒント
24〜48h以内に期限を切る人は48h超の不確実性に強いストレス自分が土日をまたぐなら45h以内
“○月○日○時まで”と時刻まで書く「日付のみ」だとタイムゾーン/終業時刻のズレ発生例:7/10(火)18:00 JST
実際に守れなくなりそうなら、前倒し再宣言期限後報告は信頼の致命傷ズレが判明した瞬間に“再期限”

ミニテンプレ

○月○日(○)18:00 までに一次見解+追加質問をお返しします。
※現時点での想定所要は○時間、進捗が前倒し・遅延する場合は速やかにご連絡します。


3 応用編:ステップを補完する3つのツール

ツール使い方効果
メールのCC/共有コメント決裁者もCCに入れ「見える化」チーム全体が進捗を同じ視野で確認
タスク管理アプリの “@メンション”STEP①を受領コメント、STEP②を期限付きタスクとして登録デジタルログが残りエビデンス化
日付固定テンプレ定型文に「{{DATE+2}} 18:00」と置換変数書き間違い・抜け漏れ防止

4 よくある失敗と回避策

失敗例原因回避キーワード
“調査中です”だけで期限未提示STEP②欠落3秒でいいので“○日○時”を書く
バッファを削りすぎて延滞楽観見積もり「自己見積+30%」を追加
期限再設定メールを躊躇先延ばしの罪悪感“わかった瞬間に伝える”が誠実さ

5 まとめ:止めても停滞させない人は、信頼を積み上げる

ボールを持たない が理想。
でも持つ瞬間が来たら、
①持っていることを知らせる ②返球時刻を決める
——たったこの2行が、タスクを“停滞”から“安心”に変え、
次の協働を呼び込む土台になります。

これまでお伝えしてきた内容は、当たり前にこなしている人にとっては何を今さらという話。ですが、ぜひ今日から、最初のボールで実験してみてください。

行政書士阿部隆昭の「補助金と経営の交差点」ポッドキャストでも発信しています。

https://creators.spotify.com/pod/show/taka-lion/episodes/004–e3587k9

行政書士阿部隆昭

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創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。

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