2026年8月25日公開
医療用LED無影灯は、LEDを使っているという理由だけで省エネ助成金の対象になるとは限りません。一般照明とは異なる医療用設備であるため、制度上の設備区分、省エネ効果、仕様資料を個別に確認します。
最初に確認する7項目
- 既存無影灯の型番と台数
銘板写真、取扱説明書、カタログを探します。 - 更新候補の型番と台数
本体、アーム、電源部、カメラ等の構成を分けます。 - 定格消費電力
旧機器と新機器を同じ単位で比較します。 - 光に関する性能
定格光束、照度、演色性など、メーカー資料に記載された指標を確認します。 - 年間使用時間
手術件数だけでなく、準備・清掃・点検時の点灯も整理します。 - 工事範囲
撤去、天井補強、配線、設置、試運転等を見積書で区分します。 - 契約・発注状況
注文書、契約書、手付金、支払いがないか確認します。
診療上の性能と助成要件は別の論点
手術野の照度、影の抑制、演色性、照射野、発熱等は、無影灯を選ぶうえで重要です。ただし、高い診療性能があることと、助成制度の省エネ設備要件を満たすことは同じではありません。
機器の医学的・技術的な評価は医療機器ディーラーや設計・施工業者、当事務所は制度要件、CO2削減計算、見積・発注手続き、申請資料を担当します。
メーカー資料に定格光束がない場合
無影灯のカタログでは中心照度luxを前面に出し、一般照明のような定格光束lmが記載されていない場合があります。そのときは、推測値を申請に使わず、メーカーへ省エネ計算に使える正式な性能資料の有無を確認します。
無影灯だけで削減要件に届かないこともある
使用時間や消費電力によっては、無影灯単体の更新だけでは制度所定のCO2削減量・削減率に届かない可能性があります。その場合、院内照明や空調等を同じ計画に含められるか、設備ごとの対象可否と工事時期を確認します。
一次情報
無影灯の対象可否を、発注前に確認します
所在地、旧・新型番、台数、見積額、希望時期、契約の有無をご記入ください。
LED無影灯について相談する →対象可否は機器名だけでは確定できません。最新の制度資料、メーカー資料、工事内容、公社確認等に基づいて個別に判断します。