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「一度お話を聞きたいので弊社に指定の時刻にお越しください」←お前が来いよ、と知識と経験のドロボー被害にあっていませんか?|行政書士阿部総合事務所

September 9, 2017
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すっ、すいません。

「お前が来いよ」なんて汚い言葉を使ってしまってほんとすいません。

 

二度目かな、こういう輩に出会ったのは。

どうなのだろう、下に見ているのかなあ。

自分の常識は他人の非常識というから、相手の常識がどうなっているのかはわからない。

がしかし、創業支援業務として創業者をご支援している側から言いますと、創業者として他業者の知見を仰ぎたいときはもちろんあると思うけれども、その時のマナーやドロボー被害については注意喚起の意味で書いておきたい。

 

私の常識で恐縮ですが、私が第三者である他業者の話を伺いたいと思ったときは、自分の事務所にその方を呼びつけることはしない。

時間と金を使うのは誰ですか?

教えを請う側なのですか?、それとも教える側なのですか?

自明の理ですよね。

いや、自明の理とは思わぬ常識の方もいらっしゃるかもしれない。

私の経験で言えば、二度目、これで。

 

「聞きたいっていうならお前が来いよ。なんでこっちの金と時間を使ってそっちに行くわけ?!、意味がわからない」

すいません、本当にすいません、また汚い言葉を使ってしまいました。

でもね。

本当に気をつけてくださいね。その方に対応を直して欲しいとはつゆほども思いません。

がしかし、これから事業連携を組もうと一生懸命になっている創業者の方は、相手先の会社に相手先の時刻に合わせて伺ってくださいね、絶対に。

ものすごい失礼な話だし、その対応だけで自社の信頼性に疑問符がついてしまいます。

いや、そもそもだよ、「宿題教えて欲しいから俺の家に来いよ」とは子供の頃から言っていないよね。そんな事言ったら”お前誰だよw”ってなるよな。

「宿題教えて欲しいから、家、行っていい、今日の放課後空いてる?」

ってことで俺たちはあの厳しい小学生時代をやってきたよな。

違う?

違わないでしょう。

 

で、ですね。

そんな輩に限って、他人の知識や経験を臆面もなく平然と悪気なく普通に息を吸うように盗んでいく。

みんなさ、家や財物にロックはかけるけれども、知識や経験にはロックをかけないじゃない。

いとも簡単に盗まれていくでしょ。

知識や経験は目に見えず、持つこともできないけれども、その人が時間やコストをかけて培ってきた大切な大切な大切なモノだよね。

目に見えないからといって、持つことができないからと言って、しがらみで仕方なくとか言って、簡単に盗まれちゃダメ、絶対にだめ。

物が盗まれた時と同じように、知見を盗む奴にドロボーと言おうよ。

ぼくが一年半、尊敬しているある方と一緒に積み上げてきた経験を盗もうとする輩には、それはできないと拒否した。

オリジナリティーがあるアイデア、商品、サービスを持っている事業者ほど、ドロボー被害に遭いやすいから気をつけてね。

 

ということを言うとですね、ケチくさいとか言う輩が居るのだけれどもね、全然違う。

同じ物を取られたとしてもね、息子に取られたらドロボーって叫ぶ人いないじゃない。

関係性ってものがあるからね。

同じもの、ぼくが信頼している方、ぼくが応援している方、ぼくが支援していたいと思っている方に同じことされてもね、そりゃどーぞどーぞ、なんならこっちもどーぞってなる。

というか、そもそも応援しているのだから、ぼくがこうやって成功したから、同じようにやってみればって全公開する。全部出すよ、別に。

がしかし、なんの関係性もないのね、

”知識と経験はちょうだい、ついてはこっちの都合の良い時刻でこっちの会社に来て!”

お前、そりゃないだろう、ってなるよ、やっぱり。

宿題教えて欲しいなら来てくれよ。

 

だからですね、何度も言いますが、創業者の方で事業連携を組みたい時は、相手の都合の良い時に、相手の会社に行くこと。こちらから出向くこと。

そして、ドロボーと言われないように関係性を築くことは大切ですよ、本当に。

解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭

 

 

 

About The Author

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。