来年、2017年2月に婚活をコンサルティングしている企業とコラボレーションでセミナーを開催します。
詳細は今月末か来年早々に行う予定。
30代、40代の未婚の方はぜひ楽しみにしていてください。
私からは、ライフプランニングの観点から婚活を考えるというテーマ。
よく聞く言葉ですけれど、ライフプランニングっていう言葉の意味、ご存知ですか?
そう、ライフプランニングは文字どおり、「生活設計」です。
設計というと建築デザインを思い浮かべる方も多いでしょう。私は高専時代にドラフターで図面を引いていました。建物などの図面を引くときには最初に行うのは全体像を把握すること。テキトーに書き始めたのでは用紙に収めることも出来ません。
ライフプランニングを始めるとき最初にすることは全体像を把握すること。
これが大切です。
任意後見手続きを受任するときにも、依頼者様の財産や相続関係を調査して全体像の把握に努めます。
婚活にも同じことが言えると思っています。
パートナーを探して籍を入れるということは、当事者双方にとっても財産や人との関係に重大な変化を及ぼします。
お子さんがいらっしゃるシングルの方であれば、より事情は複雑になってきます。
籍を入れるという話があるまでは交際に寛容だったお子さんが、いざ籍を入れる話が現実的になると猛反対するというトラブル事例もあるぐらいです。
籍を入れて戸籍上の夫婦関係になるということは、法律上の相続関係が発生するグループに入るということ。仲良くするのはOKだけれども、財産は渡さないということ心情はむしろ普通かもしれません。
そういった事情を考慮することなく、気持ちの盛り上がりだけで入籍を進めると思わぬ反対に遭遇することもあるのです。
ですので、婚活にも全体像の把握が大切だというわけなのです。
財産や人との関係を整理して全体像を把握するのに最も最適なツールがエンディングノート。
エンディングノートというタイトルから高齢者の終活を連想される方も多いと思いますが、使い方次第によって様々な用途に使える便利なツールでもあるのです。
今後のライフプランニングと婚活のセミナーでは、こういったこともお伝えする予定。
未婚の男女で2017年こそはパートナー探しを成功したい方、ぜひ楽しみにしていてください。
エンディングノート実践家 解決支援コンサルタント行政書士阿部隆昭