肩書を決めるときに考えたのは今までどうやって仕事をしてきたのかということ。
クライアントの抱える問題を解決するために戦略的に考え実行を支援するような仕事の進め方をしてきたと結論づけました。
だから、肩書は、「戦略実行支援コンサルタント」にしたんです。
カッコよくて、洗練されてて、イカしていて好きなんです。
ですが!、いまいちしっくりこない。
他人の意見では、”何をするヒトか分からない??”とか、ようするに何をコンサルする人??”といったように、疑問符を言葉に出して下さる方や、そのままスルーされているっぽい方も多い。
何をやっているか分からない肩書ってそもそも意味がないのでは?
と思いまして。
「戦略実行支援コンサルタント」から「”むずかしいを楽しく”解決支援コンサルタント」に変更しました。
短かったですね、戦略実行支援コンサルタントの期間は笑
二ヶ月ぐらいでしょうか? 名刺も事務所案内も作ってしまいましたが大丈夫です。シックリしない肩書を使い続けるほうが辛いです。
”むずかしいを楽しく”「解決支援コンサルタント」は、とても気に入っています。
なぜ、”むずかしいを楽しく”という言葉が思いついたのかといいますと。
昨日北とぴあ(東京都北区の大型公民館)にある商工会議所に出かけたときのこと。時間が半端だったので途中階で野菜ジュースを飲み、化粧室に行きました。その間に幾つかの部屋の前を通ったのですが、どのイベントも高齢者でいっぱい。楽しそうに過ごす声が聞こえてきました。
例えば、私たちが、遺言書や相続のセミナーを開催するときにはお客様を集めるのに相当の苦労をします。知人や懇意にしているデイサービスやコミュニティーカフェなどに声をかけまくっても集まらないときは集まりません。ですが、囲碁や絵手紙、歌、英語、パソコン教室など、楽しいイベントにはたくさんの人が集まっていました。
そうか!!、と。
楽しくなきゃ、人は集まらない。
私の仕事は、これまでに培った知識や経験をたくさんの方にシェアして、地域の高齢者や地域の中小企業経営者の役に立つことです。といっても、そもそもその知識や経験を披露する場がなければいつまでたってもより良い社会、高齢者が尊厳を持っていきいきと暮らす社会の実現なんて到底不可能です。
何はともあれ、多くの方に周知することこそがスタートラインだと思いました。
であるならば最低限、多くの方が集うような楽しい場を創りあげる必要があります。
リアルの場所もそうですが、WEB上の「場」であるWEBサイトにも楽しい感じを出さないとだめだと。
家族や個人でしたら遺言書や相続、認知症、成年後見、親なき後問題など眉間にしわを寄せて考えなければならない難しい場面がたくさんあります。
中小企業の場合にも、新規の取引先との業務委託契約書を作らなければならない、コンプライアンス規程を作って体制整備をしたい、補助金・助成金を獲得して業績向上につなげたい。いずれも頭の痛い問題です。
家族や企業が抱えるむずかしい問題について解決する策は持っているのですが、私が抱えっぱなしでも問題はいつまで経っても解決しません。
だから、難しい問題でも楽しく解決することを支援したい、そう考えてコンセプトを思いつきました。
考えてみれば、難しい問題を難しい顔をして解決するなんてことは誰にでも出来ます。
一見、むずかしい問題でも、いくつかの解決パターンを思いつけばそれほどしかめっ面にならなくても余裕を持って楽しく解決できるようにクライアントをナビゲート出来るはず。
”むずかしいを楽しく”解決支援コンサルタント
戦略実行支援コンサルタントよりは分かりやすいですよね?
戦略実行支援コンサルタントは、今までやってきたこと、仕事のやり方から逆算して考えだした。
”むずかしいを楽しく”解決支援コンサルタントは、これからやりたいことを文字に表しました。
コンセプトの作り方が全く逆なんですね、考えてみたら。
ここに未開封の事務所案内500枚がありますが、使わずに処分です。気持ちいいです。