小規模事業者持続化補助金の公募が11月4日からスタートしています。
小規模事業者持続化補助金は、経営計画書と補助事業計画書を作成して地域の商工会議所へ「事業支援計画書」の作成と交付を依頼してから事務局に申請するのが大きな流れです。
つまり、よくある補助金・助成金と違って、申請をする事業主が申請書を作って勝手に申請をするわけにはいかず、必ず商工会議所の手続きを経なければならないのが特徴。
商工会議所の手続きが必要になるということは、申請人側だけでスケジュール管理が出来ないということなのです。
もちろん、商工会議所の方も出来るだけ日程を調整してくれるはず。
ですが、締切間際になると商工会議所の経営指導員さんのマンパワーにも限りがありますので事実上対応出来ないことも当然あり得ます。
補助金・助成金申請はサクッと作って提出してしまえばいいというものではありません。
なるべく時間をかけて事業計画書や申請書、添付書類等を何度もなんども見直すことで良いものに仕上がるのです。
補助金申請の完成度を上げる意味では、早めの準備こそが採択率をアップさせるコツだと言っても間違いではありません。
あまり良くない事例を挙げましょう。
当事者は私です。
行政書士阿部隆昭も自分自身で小規模事業者持続化補助金を申請し採択されています。
結果的に採択はされましたが、準備期間は実に一週間!
小規模事業者持続化補助金の公募が始まっていると知ったのは〆切の一週間前だったのですね。
これは!と思い、商工会議所に飛び込み最初に聞いたことは今でも覚えています。
「まだ間に合いますか?」
休日を除けば、中5日かしかないにもかかわらず、ご対応くださった商工会議所の担当者には今でも感謝しています。
仲間からは、「よく一週間で申請書作ったね!!」と驚かれますが、出来ることなら遅くとも一ヶ月前から準備したいところ。
あまり良くない事例を挙げましたが、今回の場合には年末年始を挟みます。皆さん、年末年始で準備をして年明けから本気出すと考えていらっしゃいませんか?
年明け、商工会議所はすごい混み合いますよ、きっと。
本来だったら、2回、3回とアドバイスを頂きたいところですが、日程の都合上1回だけということもあるかもしれません。
ですので、小規模事業者持続化補助金で業績向上を目指す皆さんは、ぜひ早いスタートをお願いします。
私も本日ある事業主様から小規模事業者持続化補助金の申請サポート業務を受託しましたので今日からスタートします!
行政書士阿部総合事務所 行政書士阿部隆昭