やけに外面だけいい人、あなたの周りにいませんか?
外(社外)から見るとホントにいい人
でもでも、
中にいる人から見るとホント、最低な人
よく言われることですが、
利害関係のない他人に対する態度でその人の人間性が分かる
ビジネスの世界でいうと、圧倒的な上下関係があるのは、取引先との関係。
使う側と使われる側
ここに、その人の人間性がどうしても現れてしまう。
取引先の従業員を、子分のように扱う人
取引先の従業員に対して、あからさまに、見苦しいほどにぞんざいな態度を取る人
もしも、いたとしたら、その人は「狭い世界の中だけで生きている人」と判断するようにしています。
お仕事の話ではなくてもですね、
タクシーの運転手との関係、レストランの従業員との関係
およそ「上下関係」がある、と一見思われる場面で、おもしろいように、その人の人間性が見て取れます。
私、事業所に訪問したときも、実はそこも見ていることがあります。
従業員に対する態度に不遜なものがないかどうか?
モノが言える雰囲気があるかどうか?
前職はデパートの販売をしていましたし、長く生きているので、ちょっとした所作でその辺りのことが分かります。
そういったことが見て取れる職場は、少なくとも健全な人間関係が育まれているとは思えません。
健全な人間関係がないところでは、たいていの場合、「意思疎通」にも問題があります。
これは当然のことですよね。
健全な人間関係がなければ、信頼関係も生まれません。
信頼関係がないところに、密な意思疎通など生まれようもありません。
「恐怖政治」で人を動かすような組織、ここにも意思疎通はありません。
社内の雰囲気が健全ではなく、意思疎通も出来ていない会社は、まともな仕事ができない可能性が極端に高いです。
ミスや遅延の温床になることが多い。
で、どうして、そういった人になってしまうかというと、要因が一つあると思います。
活動エリアが極端に狭い人ほど、「外面人間」になりやすい
お仕事の世界でも、横のつながりのない人っていますでしょ。
「交際範囲」といってもいいかな。
横のつながりがなくても仕事に支障がない場合もそうですね。
そういう人ほど、その人の本性が現れやすい。
そのエリア内だけは最強(だと思っている)ので、思う存分本性を出すことができる。
交際範囲が狭い(と思っている)ので、それでいいと思っている。
でもでも、人って、意外に見ていないようで見てるもの。
違う方面から、その人の悪評が伝わってくる事も、ままあることです。
狭いと思っている世界でも、実は本人がそう思っていただけで、実は広かった。
ということも、実際にあります。
私、どうしてこのエントリーを書いたかというとですね。
もしも親がお世話になる介護事業所を探している子供世代の方がいたとしたら、その人に合った良い事業所を選んで欲しいと思ったのもあるのです。
子供としたら、しっかりとしたサービスを提供しているかどうかが気になりますよね。
デイサービスだったら数時間は、親がそこに滞在することになりますから。
楽しく過ごしてもらいたいし、そこにいる数時間は嫌な気持ちになって欲しくない。
見た目良さそうだけど、実は、社会の縮図のようなギスギスした関係がそこで繰り広げられていた。
でも、せっかく息子たちが選んでくれたし、日頃お世話になっているし、息子たちにそんなこと言えないから家に帰ったら「今日も楽しかった」って言ってガマンしている。
人生の終盤戦にきてまでも、これではあまりにも不憫。
建前上は、どこの介護事業所を選ぶかは介護保険を利用する側が自由に選んでいいことになっています。
だからこそ、良い事業所を選ぶ確かな目が必要になると思います。