行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

【超簡単家族信託22】相談事例、「受託者がいない知的障がい者の親なき後問題対策」|行政書士阿部総合事務所

May 2, 2016
約 5 分
OUR SERVICES

「どうすればいいか」から
一緒に考えます。

補助金と外国人雇用。どちらも「使える制度を教えてもらうだけ」では解決しません。実務家として、申請・手続き・その先の経営まで伴走します。

認定経営革新等支援機関(中小企業庁) 行政書士登録 2013年開業 東京都北区
SERVICE 01

補助金申請支援
ものづくり・持続化・新事業進出

「使えるか分からない」という段階から相談できます。要件確認・事業計画書の作成・電子申請・採択後の実績報告まで、行政書士が一貫して対応します。

補助金の適合診断をする →
SERVICE 02

外国人雇用支援
在留資格・ビザ申請・コンプライアンス

技術・人文知識・国際業務、特定技能、経営管理ビザなど、企業向けの在留資格申請を専門に取り扱います。採用前の相談から許可取得・更新・変更まで継続対応します。

外国人雇用の相談をする →
SERVICE 03

補助金適合診断
無料・その場で結果を表示

4つの質問に答えるだけで、今の事業・投資計画に合った補助金候補と申請優先度をその場で確認できます。資料不要・5分で完了。

無料診断を試す →
SERVICE 04

創業支援・その他許認可
会社設立・融資・セミナー講師

事業計画書の策定、創業融資、各種許認可取得まで対応。商工会・自治体・金融機関での講師実績も豊富です。

内容を相談する →
まず、相談してみてください。 初回相談は無料です。電話・フォームどちらでも対応しています。
補助金申請は「書類を作るだけ」ではありません。採択後の実績報告・返還リスクまで見据えた設計が必要です。
外国人雇用は、採用前の要件確認が最も重要です。入社後に発覚した問題は取り返しがつかないケースがあります。

 

【超簡単家族信託】WEB講座シリーズ22回目は、直近で相談をいただいた事例を守秘義務に配慮しつつ悩みを抱える方々の参考になる程度にお伝えします。

 

相談者は、知的障がい者のお子さんを持つ50代のお母様。

ご主人を早くに亡くされているので、ご家族は、お母様とお子さん三人

 

お母様

長女:知的障がい者

次女:既婚者

三女:既婚者

 

お母様の心配は、自分が認知症や病気になった後の長女の世話を誰がするのかということ。

また、死亡してしまった後の相続財産は、娘三人に均等に相続させるのではなく、長女に多く配分したいという希望も持っていらっしゃいました。

既に嫁いでいる次女、三女はお母様の希望について理解を示しています。

 

以上のような状況でどのようにして長女の将来の生活の安定を図るのか。

なかなか悩ましい問題です。

 

遺言書だけでは長女の生活は不安

お母様が遺言書を書き残すのが一般的な相続対策として考えられます。

お母様の遺産が現預金と自宅マンションのみだったとして。

長女:自宅と現預金の2/4

次女:現預金の1/4

三女:現預金の1/4

 

次女、三女よりも多くの遺産が長女に相続されるのでお母様の希望は叶ったと思います。

ですが、自宅不動産の管理や、生活資金としての現預金を適切に支出することを知的障がい者である長女には期待できません。

不動産や預金などの財産だけを渡すだけではなく、それを適切に管理してくれる仕組みが必要なのです。

 

今まではお母様がやってくれことを、お母様のなき後に長女の生活のために誰が代わって事務を行ってくれるのでしょうか?

次女も三女も既に嫁いでいます。

もちろん、年に数回、様子を見にいくことは不可能ではないでしょう。

しかし、お母様が心配しているのは、自分が長女の世話をしてきたことと同じようなサポートが出来るかどうか。

 

家族信託であれば、お母様の不安も解消できる

このような状況のときに家族信託の仕組みを活用することが可能です。

まさに、「親なき後問題対策としての家族信託」です。

 

この【超簡単家族信託連続WEB講座】をお読みの方でしたら、信託の三人の当事者を言えると思います。

信託の当事者は、委託者、受託者、受益者

 

さらに、それらの役割も言えますよね?

委託者は、財産の所有者

受託者は、委託者の財産の管理処分をする人

受益者は、信託の利益を受ける人

 

相談事例の当てはめてみます。

委託者:お母様

受託者:◯◯

受益者:長女

 

ご兄弟がいらっしゃる親なき後問題対策としての家族信託では、多くの場合障がい者ではないご兄弟の誰かが受託者となる場合が多い。

しかし、この場合の兄弟姉妹は、お二人とも嫁いでおり、別のご家庭を持っています。

長女のために信託事務を実行出来ることが期待できないという結論になりました。

家族信託の仕組みはもう少しのところで完成しそうなのですが、信託の要である受託者の選定に難航しそうです。

 

見解の相違はあるのですが、現状、専門職は受託者となることができないとされています。

受益者である長女の権利擁護を図る立場の受益者代理人や、受託者が信託事務をしっかりと行っているかを監視する信託監督人には専門職がなることは出来ます。

が、信託業法との絡みもあって、受託者そのものには専門職がなることが出来ないのです。

 

今回の場合は、受託者としての一般社団法人を設立するなどして家族信託スキームを成立させるかを引き続き検討することになりました。

お母様にとっては、不安の残る相談となってしまったかと心配したのですが、解決方法の道筋が見つかっただけでも気持ちが和らいだと仰って頂きました。

 

八方塞がりの真っ暗闇の道では人は絶望しますが、遠くに灯りが見えるだけでも前進しようと思います。

専門職は、その歩みをサポートするのがお仕事。

そう思っています。

行政書士阿部総合事務所

行政書士阿部隆昭

 

行政書士阿部隆昭

行政書士行政書士阿部隆昭
創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
事業計画書作成支援、創業融資申請サポート、補助金助成金申請、契約書作成、ビザ申請など、中小企業支援業務をメインに業務を行なっています。
業務経験20年の知見をフル活用し、クライアント様の事業運営をサポートします。

行政書士阿部隆昭 業務ブログ

補助金申請・外国人雇用・創業融資に関する最新情報・実務解説を定期発信しています。

補助金・助成金 外国人雇用 外国人政策 創業・会社設立
CONSULTATION
制度のことも、手続きのことも、まず話してみてください。
補助金申請・外国人雇用・在留資格・創業支援
行政書士阿部隆昭が直接対応します。

「書類を作るだけ」ではなく、採択後の実績報告・返還リスクの回避まで見据えた実務支援を提供しています。
無料相談・お問い合わせ
初回相談無料|電話・オンライン・対面
COMMENTARY SITE
行政書士阿部隆昭の視点
外国人政策・移民問題に特化した独自の論考を発信。ニュース・制度改正・入管行政の矛盾を、申請実務の最前線から読み解きます。単なる制度解説ではなく、「日本はどうあるべきか」を問い続ける実務家の視点です。
「前提を整えて、言葉の意味を統一し、それから議論をする。」
サイトを見る →
YOUTUBE|外国人問題
行政書士阿部隆昭の視点
外国人問題の「地平」を目指して発信。在留資格・外国人労働・移民政策について、ニュースの背景・制度の矛盾・現場の実態を行政書士の目線で解説します。感情論ではなく、一次情報と実務経験に基づく分析が特徴です。
▶ チャンネルを見る
YOUTUBE|補助金・創業支援
行政書士阿部総合事務所
補助金・創業支援チャンネル
ものづくり補助金・持続化補助金・IT導入補助金・創業融資の申請ノウハウを解説。現場の実務視点でお伝えします。

が登録中

▶ 登録して最新情報を受け取る
FREE DIAGNOSIS
補助金適合診断(無料)
今の事業・投資計画が補助金の対象になるかどうかを、3つの質問でその場で確認できる無料診断です。

補助金は「申請すれば使える」ものではありません。申請前に1分で確認することで、時間とコストの無駄を防げます。
今すぐ無料で診断する(登録不要)→
所要時間1〜2分|資料不要|その場で結果表示
SEARCH
記事・情報を検索する
補助金・外国人雇用・創業融資に関する実務情報を検索できます。キーワードまたはカテゴリからお探しください。
▶ タグから探す