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認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

クラウドなのに「実施場所」? システム構築で9割が迷う“住所の正解”をプロが解説|行政書士阿部総合事務所

December 10, 2025
約 11 分
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【ものづくり補助金】システム構築なのに「実施場所」?と迷った人のためのやさしいガイド

ものづくり補助金で「システム構築だけ」を考えている事業者さんから、よくこんな質問を受けます。
「クラウドシステムなのに、『補助事業の実施場所』ってどこを書けばいいんですか?」

機械設備なら工場や店舗がすぐに思い浮かびますが、システムは“場所”が見えにくい分だけ迷いやすいテーマです。
このページでは、公募要領と公式FAQの内容を、現場のことばに置き換えながら丁寧に整理していきます。

1.なぜ、システムでも「実施場所」が問われるのか?

まず押さえたいのは、ものづくり補助金は「事業所」を単位として支援する制度だということです。
補助金は、単なるITツール購入費ではなく、

  • どの事業所で
  • どんな設備・システムを使って
  • どのような付加価値を生み出すのか

といった「場」とセットで支援されます。
そのため公募要領では、

  • 日本国内に本社または補助事業の実施場所があること
  • その場所で、従業員が継続的に働いていること

といった条件が定められています。
システム構築であっても、「そのシステムを中心に仕事が動く現場はどこか?」を示す必要がある、というイメージです。

2.公募要領が言う「補助事業の実施場所」をやさしく説明

公募要領のポイント(意訳)
  • 補助対象の機械・システムを設置・管理している場所であること
  • 工場や店舗のように、継続的に作業が行われている場所であること
  • 自社所有でなくても、賃貸契約などで使用権が明確であること

つまり、単なる「登記上の住所」ではなく、 日々の仕事が行われ、補助対象のシステムがそこで使われている場所が「補助事業の実施場所」です。
ここまでは、機械設備でもシステムでも共通の考え方です。

3.FAQが示す「システム構築だけ」の特別ルール

事務局が公開している よくある質問(FAQ) では、こんな質問が取り上げられています。

よくある質問
Q. 設備投資にあたり「システム構築」のみを補助事業で行う場合、
「主たる事業の実施場所」はどこに定めればよいですか?

FAQの答えをかみ砕くと、次の4つを満たす場所を「主たる事業の実施場所」として申請してください、という趣旨になります。

  1. 導入するシステムを使って、日常的な業務が行われる場所であること
    例:生産管理システムなら工場、販売管理システムなら本社事務所 など。
  2. 従業員が継続的に勤務している事業所であること
    名義だけの住所や、物置きとしてしか使っていない倉庫はNGです。
  3. 補助事業の完了後も、一定期間そのシステムを使い続ける場所であること
    「導入だけして、実際は別の場所で使う」という計画は認められません。
  4. バーチャルオフィスなど、実体のない拠点ではないこと
    FAQでも、バーチャルオフィス等は実施場所として認めないと明記されています。
ひと言でまとめると:
「人がいて、仕事があって、システムが動いている場所」を、主たる実施場所として登録してください、ということです。

4.システム構築で迷いやすいケースと考え方

4-1.開発はベンダーのオフィス。実施場所はどこ?

よくあるパターンが、

  • システム開発そのものはベンダーのオフィスで実施
  • 自社はオンラインで要件定義やテストに参加

というケースです。
この場合でも、補助事業の実施場所として書くのは「自社の事業所」です。

理由:
補助金の目的は、ベンダーの開発環境に投資することではなく、
あなたの会社の現場で生産性を高めることだからです。

したがって、

  • 開発場所 … ベンダー側のオフィス
  • 実施場所 … 自社でシステムを実際に運用する事業所

と整理しておくと、申請書の記載もすっきりします。

4-2.クラウド型システムだから、場所は関係ない?

クラウドサービスの場合、
「データセンターがある場所を書くのか?」と迷う方もいますが、そうではありません。

クラウド型の場合の考え方:
実施場所として書くのは、そのクラウドシステムを使って従業員が働く自社の拠点です。
  • 本社のバックオフィスで使う経理システム → 実施場所は「本社」
  • 各店舗スタッフが使うモバイルオーダーシステム → 主たる店舗を「実施場所」に

「クラウドだから場所フリー」と考えてしまうと、公募要領の趣旨から外れてしまいます。

4-3.倉庫兼オフィスやシェアオフィスなど、グレーに見える場合

最近は、次のような拠点形態も増えています。

  • 倉庫の一角を事務所として使っている
  • シェアオフィス・コワーキングスペースを利用している

こうした場所でも、次の条件を満たしていれば、実施場所として認められる余地があります。

  • その場所で補助事業に関わる業務が継続的に行われている
  • 賃貸契約などで、自社の使用権が明確である

一方で、 郵便物の受け取りだけの住所や、名刺に載せるためだけのバーチャルオフィスは、実施場所として認められないとされています。

5.「実施場所」を甘く見ると、どんなリスクがあるのか?

実施場所の記載は、単なる事務作業ではありません。あいまいなまま申請・実行すると、次のようなリスクが生じます。

  • 確定検査の際、「実態が公募要領の要件を満たしていない」と判断される
  • 事業化状況報告で、最低賃金や従業員数の報告がねじれ、説明に追われる
  • 場合によっては「実施場所として不適切」とみなされ、補助金が交付されない
システム構築は“モノが見えない”分だけ、実態が軽く扱われがちです。
だからこそ、「どの場所で、このシステムを、誰のどんな仕事に使うのか」を、計画段階から具体的に描いておくことが重要です。

6.LDAM流:システムと「場」をセットで設計する

行政書士阿部総合事務所の 補助金ドクター診断(powered by LDAM) では、単に 「このシステムは補助対象です」と線を引くだけではなく、

  • どの事業所で
  • どんな業務フローの中で
  • どのような付加価値を生み出していくのか

まで含めて、“システム × 場づくり”の設計から一緒に考えていきます。
システム単体では価値は生まれません。
人がいて、仕事があり、場が整ってはじめて「投資」が「成果」に変わるからです。

7.まとめ:システム構築こそ、「実施場所」を言語化しておこう

  • 「補助事業の実施場所」とは、日々の仕事が行われ、システムが使われる事業所のこと
  • システム構築の場合でも、開発場所ではなく、自社で運用する拠点を書く
  • バーチャルオフィスや名義だけの住所はNG。従業員が継続的に働き、使用権が明確な場所であることが必要
  • 実施場所の設計は、確定検査や事業化状況報告でのトラブル、補助金が交付されないといったリスクにも直結する

システムの仕様や費用に目が行きがちなときこそ、一度立ち止まって、

「このシステムは、どの場所で、誰の仕事を、どう変えるのか?」
という問いを言語化してみてください。
そのプロセス自体が、申請書の説得力を高め、補助事業後の経営を強くすることにつながります。

補助金ドクター診断(powered by LDAM)のご案内

・システム構築だが、実施場所の書き方に不安がある
・付加価値額や賃金要件と合わせて、数字を整理してほしい
・自社にとって本当に意味のある投資計画になっているか確認したい
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

「システムだから場所がよく分からないし、対象外かもしれない」とあきらめてしまう前に。
あなたの事業の“場”のイメージを、一緒に整理してみませんか。

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※詳しく書いていただくほど、より精度の高い分析が可能です。以下の観点を参考に、できるだけ具体的にご記入ください。

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※詳しく書いていただくほど、より精度の高い分析が可能です。御社の代表的な商品やサービスについてご記入ください。

・製品・サービスの概要・特徴や強み・主要な顧客層や販売ルート


【売上の推移・経営課題があれば】(正式版は必須)


※詳しく書いていただくほど、より精度の高い分析が可能です。売上や経営面で感じている変化・課題をご記入ください。

・直近二期の売上金額と利益金額の推移・外部環境の影響(コロナ、物価上昇など)・経営上のボトルネックや悩み


【今後の展望・構想】(正式版は必須)


※詳しく書いていただくほど、より精度の高い分析が可能です。御社が今後目指している方向性や挑戦したいことをご記入ください。

・今後取り組みたい新事業や戦略・市場拡大、海外展開、M&Aなどの構想・連携したい相手や実現したい社会的価値


【取り組み内容の予算(概算)】(正式版は必須)

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創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
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