行政書士阿部総合事務所

認定経営革新等支援機関(中小企業庁)

数字だけでは測れない「会社の香り」──売上を伸ばす“もう一つの視点”を行政書士が解説|行政書士阿部総合事務所

July 4, 2025
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コーヒーの香りは、どこで立ち上がるのか?

──全自動から手挽きへ。「構造としての経営」を問いなおす

夜中に淹れる一杯のコーヒーが、思いがけず、私の経営観を変えることになったんです。

それは「道具を変えただけ」の話。なのに、結果として「見える世界」がまるで違ったんです。


◆ 全自動をやめた夜

長らく私は、全自動のコーヒーマシンを使っていました。

豆をセットすれば、あとは勝手に挽かれ、お湯が注がれ、香り高いコーヒーが数分で出てくる。手軽で、均質で、スピーディー──まさに“効率の象徴”でした。

でもある夜、ふと気になったんです。

深夜に仕事を終えた静寂の中で、全自動の「ガリガリガリ……」という豆を挽く音が、やけにうるさく感じたんです。

「さすがにこれは、憚られるな」と思った私は、全自動をやめ、手挽きのミルとハンドドリップに切り替えました。


◆ 音が静かになったら、“香り”が聞こえてきた

手で豆を挽くと、不思議とその音、”ガリガリ”が心地いいんです。

何より驚いたのは、「あれ、コーヒー豆って、挽いてる時からこんなに香ってたんだ?」という体験でした。

全自動の頃には気づけなかった、“香りが立ち上がる瞬間”を自分の手の中で感じることができたんです。

つまり私は、効率と引き換えに、大事な感覚の層をまるごと取りこぼしていたんですね。

しかもこの静かな手挽きスタイルなら、深夜でも気兼ねなくコーヒーが淹れられる。周囲に配慮しながら、自分に自由を許す構造に切り替えられたわけです。


◆ これは経営の話でもある

この変化を体験してから、私はふと「これはまるで、経営の構造そのものだな」と感じるようになりました。

全自動マシンは、いわば非介入型・効率最優先の経営モデルです。

  • 現場のプロセスには立ち入らず
  • 一律で安定的な結果を求め
  • “音”や“香り”はシステムに吸収されて見えなくなる

それは一見、スマートで洗練されています。でも、人や組織が何かを「感じる余白」や「立ち止まる余地」は、失われがちです。

一方で、手挽き関与型・体験重視の経営モデル

  • 自ら手を動かすことでプロセスと向き合い
  • 香りや手応えという“見えない価値”を回収し
  • 周囲との調和を意識しながら、自分のリズムで進める

ここにあるのは、「早く終わらせること」ではなく、“プロセスそのものが価値になる”という感覚の設計です。


◆ 経営における「香り」とは何か?

私は今、コーヒー豆を挽きながら考えます。

経営における“香り”とは、たとえば

  • 顧客の声がふと社内に届いたときの空気の変化
  • 現場で働くスタッフがある言葉にうなずいた一瞬
  • 組織の誰かが、自発的に新しい問いを立てた瞬間

そういった、数値やKPIでは測れないけれど、確かに立ち上がる“気配”や“兆し”のことではないでしょうか。

もし私たちの経営が全自動すぎて、そこに関与することなく「結果」だけを追い求めていたら、香りが立ち上がる瞬間には、きっと気づけないんです。


◆ 効率の中に“静けさ”を設計する

この気づきの先にあるのは、単なる「効率 vs 感性」ではありません。

むしろ、「効率の中に、静けさと香りを共存させる構造をどう設計するか?」という問いなのだと思います。

私は、手挽きにしてよかったと思っています。それは、コーヒーがおいしくなったから、というよりも、「感じる力」を取り戻す構造に変えた自分を、信じられるようになったからです。


◆ あなたの組織に「香り」を取り戻す具体的な一歩

では、あなたの組織ではどうすれば「香り」を感じられるようになるでしょうか?

具体的な一歩として、例えばこんなことを試してみてはいかがでしょう。

  • 「ノー残業デー」ならぬ「非効率探求デー」を設ける: 普段は効率重視の業務も、週に一度だけ「なぜこのプロセスなのか?」「もっと良い香りが生まれる方法はないか?」とチームで深く議論する時間を作る。
  • 顧客の声を聞く「オフライン時間」を増やす: アンケートやデータだけでなく、顧客と直接対話する非公式な場を設け、数値には現れない「生の声」や「感情の揺れ」に触れる機会を作る。
  • 現場の「つぶやき」に耳を傾ける仕組みを作る: 定期的なミーティングとは別に、現場で働くスタッフが気軽に意見や気づきを共有できる匿名ボードや休憩室での雑談タイムを設ける。

◆ 最後に

経営において、私たちは多くの場面で「全自動」になりすぎます。それは悪いことではないのですが、香りを失った経営は、長くは続きません。

あなたの組織には、どこに香りが立ち上がっているでしょうか?

その気配を感じられる時間と構造を、もう一度デザインしてみてはいかがでしょうか。きっとそこに、今まで見えなかった本当の価値が、ふっと香ってくるはずです。

行政書士阿部隆昭

行政書士阿部隆昭

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創業支援と資金調達に強い東京都北区赤羽の行政書士阿部隆昭。
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