
公開日:2026年4月18日|行政書士阿部総合事務所
CTを補助金で入れた動物病院のリアルは以前書きました。今回はエコー(超音波診断装置)です。
CTほど大型ではないが、それでも300〜600万円の投資になります。補助金を使うかどうかの判断には、実際の数字と流れを知っておく必要があります。
エコー導入にかかる費用の実際
エコーの価格帯は機種によって大きく異なります。
エントリーモデル(150〜300万円) 基本的な腹部・心臓のスクリーニングに対応。スタッフが少ない小規模病院での導入が多い。持続化補助金(上限200万円)の対象になる場合もある。
ミドルレンジ(300〜600万円) 心臓専門機能・詳細な腹部評価に対応。ものづくり補助金の対象として最もよく使われる価格帯。
ハイエンド(600万円以上) 循環器専門・大学病院レベルの診断精度。ものづくり補助金の補助上限内で対応可能。
申請から入金まで何ヶ月かかるか
エコーの場合、CTと違って設置工事が軽微なため、スケジュール管理はしやすいです。
ただし補助金の流れはどの機器でも同じです。採択通知→交付申請→交付決定→発注→納品→実績報告→確定検査→入金、という流れで、申請締切から入金まで通常1年〜1年半かかります。
補助金は「後払い」です。先に自己資金または融資で購入し、後から補助金が振り込まれます。資金繰りの見通しを立てておく必要があります。
エコー導入で何が変わったか
複数の案件から言えることがあります。
エコーを入れた後の変化として最も多く聞くのは「紹介転送が減った」という話です。腹部の疑わしい所見を「念のため大きな病院で診てもらって」と言っていたケースが、院内で判断できるようになる。飼い主の安心感が変わります。
もう一点。エコーを持つことが「かかりつけとして完結できる病院」のシグナルになります。Googleマップのプロフィールに「超音波検査対応」と書けるようになり、検索経由の来院につながるケースもあります。
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