公開日:2026年4月18日|行政書士阿部総合事務所

ものづくり補助金の申請準備を始めようとすると、「何をどの順番で揃えればいいか」が分からなくなります。
この記事では、23次公募の申請に必要な書類の一覧と、準備を進める順番を整理します。
申請方法はJグランツによる電子申請のみ
ものづくり補助金は紙での申請ができません。電子申請システム「Jグランツ」から申請します。
Jグランツの利用にはGビズIDプライムが必要です。GビズIDの取得に数週間かかる場合があるため、まだ持っていない方は今すぐ手続きを開始してください。
必要書類一覧(法人の場合)
必須書類
① 事業計画書(様式自由) 最も重要な書類です。公募要領の「事業計画書記載項目」に沿って作成します。審査のほとんどはこの内容で決まります。
② 補助経費に関する誓約書 対象経費が適切であることの誓約。事務局の様式を使用します。
③ 賃金引上げ計画の誓約書 賃上げ目標に関する誓約。全申請者が提出必須です。
④ 決算書(直近2期分) 貸借対照表・損益計算書・製造原価報告書など。創業間もない場合は開業からの期間分で可。
⑤ 従業員数の確認資料 従業員規模によって補助上限額が変わるため必要。直近の給与台帳の写し等。
⑥ 労働者名簿(参考様式あり) 従業員の氏名・役職・雇用形態を記載します。
加点・特例を申請する場合に追加で必要な書類
- 事業継続力強化計画の認定書の写し
- 経営革新計画の承認書の写し
- パートナーシップ構築宣言の写し
- 大幅な賃上げ特例に係る計画書(賃上げ加算を申請する場合)
- 資金調達に係る確認書(金融機関からの借入等がある場合)
準備する順番
書類をどの順番で準備するかで、申請準備の効率が大きく変わります。
STEP 1:GビズIDの取得(今すぐ)
GビズIDプライムの取得には印鑑証明書と申請書が必要で、郵送での手続きです。届くまで2〜3週間かかる場合があります。他の準備と並行して最優先で動かしてください。
STEP 2:補助対象経費の見積書取得
何を購入・導入するかが決まったら、ベンダーから見積書を取得します。「補助金申請のための見積書である」ことを明示して取得してください。単価50万円(税抜)以上の設備が補助対象の前提です。
STEP 3:決算書・従業員書類の整理
直近2期分の決算書と従業員名簿を準備します。税理士に依頼している場合は早めに連絡してコピーを入手しておきましょう。
STEP 4:事業計画書の作成
最も時間がかかります。公募要領の記載項目に沿って、事業の背景・革新性・市場性・実施体制・数値計画を記載します。
締切3週間前には書き始めていないと、質の高い計画書は作れません。
STEP 5:Jグランツへの入力・提出
事業計画書が完成したら、Jグランツのフォームに入力し、各書類を添付して提出します。提出後も事務局から補正(修正依頼)が来ることがあります。
よくある書類ミス
見積書が1社のみ 複数の対象経費がある場合、経費ごとに見積書が必要です。特に高額な設備は2社以上から見積もりを取ることが求められる場合があります。
決算書が古い 直近2期分が必要です。最新の決算書が未作成の場合は、税理士に確認してください。
GビズIDの準備が間に合わない 締切直前にGビズIDを申請しても間に合わないケースがあります。今すぐ確認してください。
書類準備で困ったら
書類の内容確認や事業計画書の作成支援に対応しています。
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